山門から続く木々に覆われた参道と石段を上がると、延暦15年(796)、桓武天皇が最澄の弟子最仙に建立させた勅願寺の東城寺にたどり着きます。当初は常陸国における天台宗の拠点のひとつでしたが、鎌倉時代初期小田氏の尊崇を受け真言宗に改められました。