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創造花火の“通”な見方
創造花火は、5号玉7発を打ち揚げる花火で、打ち揚げる玉は、従来の形にこだわらない構造としているため、斬新なアイデアと煙火技術の創造性を競う花火として変わり種の新作などが披露されます。
審査においては、特にその創造性が重要で、独創的なアイデアとそれを表現するための新しい技術について評価が高くなります。キャラクターや模様などの型物、3Dなど立体的に見せるもの、星の色の変化や時間差で工夫して見せるものなど、バラエティに富んだ打ち揚げをする作品もありますが、特に型物は、星の配列が球状でないことから平面にしか見せられないため、玉が開いたときの向きによっては、形が見えづらいことがあります。
また、最近は打揚方法もさまざまで、7発全て同じ玉を打ち揚げるものもあれば、全て異なる玉を打ち揚げるものもあります。このほかにも、1発ずつ打ち揚げるものや同時に数発打ち揚げるもの、さらには、打ち揚げの内容がひとつの物語になっていることもあります。